当校について ABOUT

サスティナブルカリナリーカレッジ

サスティナブル・
カリナリー・カレッジとは

当校は、地域資源を活かした最新の調理技能やフードサービス等を学ぶことで自己、顧客、地域のすべてに利益と高い満足度をもたらし、「食」による持続可能な地域社会の実現に貢献できる人材を育成する教育機関です。

GREETING 学長ごあいさつ

  • 村田 吉弘
  • Yoshihiro Murata
  • 京都 菊乃井 主人
    特定非営利活動法人 日本料理アカデミー理事長

「食で稼ぐ」地域づくり

北陸新幹線が2024年に敦賀まで延伸するということは、これまでややもすれば他府県に比べ弱かった福井県の観光にとって、本当に大きなチャンスが到来するということです。

観光の要は、取りも直さずその地域の食=うまいもんにあります。ただ、今の世の中、どこへ行ってもうまいもんにはありつける。この絶好のチャンスを福井県の皆さんが活かすためには、ただ「いいものです」というだけではなく、手間と工夫を凝らして「福井県ならでは・お店ならでは」の他府県に負けない料理やサービスを提供しなければなりません。

このスクールでは、そうしたノウハウを掴み取っていただき、お客さんとお店と地元の生産者さんにより大きな満足を得ていただきたいと思っています。

食に携わるあらゆる方々のご受講をお待ちしています。

GREETING 顧問ごあいさつ

  • 大沢 晴美
  • Harumi Osawa
  • 一般社団法人フランスレストラン文化振興協会
    ふくいの食アンバサダー

食を支える「人」

日本はフランスと並んで分厚い食文化の伝統を持つ国です。けれども私たちは十分にその力に気が付かないままに、当たり前のように食と文化を享受してきました。今、私たちはその重要性にやっと気が付いたところではないでしょうか。

食は人を育て、自然を守ります。食文化はサスティナブルな世界を生み出す原動力でもあります。食を支える最も大切な要素は国を超え、時代を超えて常に「人」なのです。食のプロフェッショナルが必要です。福井の自然・豊かな食材と多彩なテロワールを生かす人材を地元福井から輩出していく。その第一歩としてこの「サスティナブル・カリナリー・カレッジ」が開講します。

ここに集まる皆さんと共に、料理する人・サービスする人という食のプロフェッショナルが生き生きと活躍する福井ガストロノミーを世界に発信していきましょう。

BASIC PRINCIPLE 基本理念

現在、本格的な人口減少時代の到来により、地域経済や活力の維持のため、観光・交流人口の拡大による経済的効果や、地域への愛着や誇りの醸成等の期待が高まっている。

こうした中、「食」は、洋の東西を問わず旅先を決定する重要な要素であり、また、地域内のレストランで提供される食文化体験は、農林水産業のみならず、食器や設えで用いられる伝統工芸、流通、観光など多様な人に恩恵をもたらす最も重要な資源のひとつである。

ここ福井県は、かつて延喜式で大国とされた越前と、御食国と呼ばれた若狭からなる日本屈指の美味なる食材の宝庫であり、また日本料理の特徴である「だし文化」を支えている。また、大本山永平寺の精進料理や報恩講料理、石塚左玄の食育など、世界が目指すSDGsの理念に通ずる文化が受け継がれている。

これら地域資源を活かした最新の調理技能やフードサービス等を学ぶことで、自己、顧客、地域のすべてに利益と高い満足度をもたらし、「食」による持続可能な地域社会の実現に貢献できる人材を育成する。

HUMAN RESOURCES 育成する人材像

本学では、下記の人材を育成することを目指す。

  • 自己研鑽に励み、より良いフードサービスの提供を指向する者
  • 食により地域全体に高い付加価値および利潤を生み出せる者
  • 地域の歴史・伝統・文化の担い手たる者
  • フードロスへの対応など、食材をもたらす環境保全や持続可能な生産体制維持等へ配慮する者
  • 生産者や同業者、異業者など広く交流・連携・協力できる者

OVERVIEW 組織概要

名 称

サスティナブル・カリナリー・カレッジ

組 織

学 長

村田 吉弘Yoshihiro Murata

京都 菊乃井 主人
特定非営利活動法人 日本料理アカデミー理事長

顧 問

大沢 晴美Harumi Osawa

一般社団法人 フランスレストラン文化振興協会代表
ふくい「食」のアンバサダー

主 催

福井県

受託事業者

福井グルマンディーズ事業協同組合

住 所

福井県福井市中央3-9-21 合資会社開花亭内

電話番号

0776-23-7414(平日:11時~18時)